2008年11月30日

祝、大塚ひかり版「源氏物語」刊行開始

やはり大塚ひかりは「源氏物語」を準備していたんだ!気付いたら筑摩文庫から第一巻が出ていたので(11月10日発行)、本屋で見つけて即買い。って買ってから随分経っているが何でもすぐ読み出す私がまだ読み始めてない。で、さっき20ページぐらい読み出しました。やはり読み易い。

去年、大塚ひかりについては教科書に採用して欲しいと書いた時に、源氏物語を訳して欲しいと書いていたぐらい待っていたので、私としては願い叶ったり。ありがとうございます〜るんるん

大塚ひかり版は全6巻出る予定らしい。で、文庫本に各巻の構成が書いてあったり、江川達也との対談が載っている「源氏物語新聞」という1枚ペラの折り込み用紙が挟まっていたのだけど、その構成に載っている付録が、流石大塚ひかり印なんである。

最初は普通に内裏図や装束、宗教背景等なんだけど、3巻からの付録が光源氏のセックス年表、平安貴族の懐事情、薫のセックスレス年表、とかなんである。今までこんな物なかったでしょ?そんなわけで、登場人物達の趣味の図録も、普通の趣味じゃないんじゃないか?と期待(?)してしまうんである。

その源氏物語新聞の対談タイトルだって、『「源氏物語」はやっぱりエロい』だもん。らしい。しかし、なんで江川達也?って思ったら、「漫画版源氏物語」を書いているからだそうな。実はこの人最初知ったときから、その漫画の画風や容貌(失礼ですが・・・)もあって全然好きになれないなあって感じの人だったんだけど、タモリ倶楽部に良く出るのでなんとなく嫌いじゃなくなっている人。テレビに出始めの頃は、無理矢理喋っている感があったけど、今じゃ慣れたせいかそういう感じも減ったし。が、それでもこの人の漫画を読むことはないだろうなあ、というか考えてこともなかったのに、この源氏物語新聞を読んでいたら、江川達也版も読みたくなってしまった下世話な私である。(ちなみに江川氏大塚ひかりと同じ1961年生まれ。対談もしやすかっただろうなあ。)

ついでに大塚さんで検索したらブログまでみつけてしまった。「大塚ひかりのポポ手日記」これはもうお気に入りに入れるしかない。今って同時代の作家の動向を困難風に知ることができてつくづく美味しい時代だ。

この源氏物語は3巻まで毎月、以降は隔月刊行。次が出るまでには毎回読み終わらせておきたいなあ。これで私も「あさきゆめみし」ではなく「源氏物語」読みましたと言えるようになるわけだよ。ふふふ。

※最近書こうと書こうと思って書きかけでアップしてないこのブログなんだけど、これはそうだ、書いとかなきゃ!ってさっき買ってあった文庫本を持って思って慌てて書きました。
posted by anne at 19:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 1961年生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月02日

ヘンリー王子も大人になったね



ダイアナ没後十年のイベントも8月30日でピークだ。追悼式典では、ウィリアム王子ではなくヘンリー王子が演説(追悼文でしょ)をしていて、テレビで最後の所だけ見たけど、立派に成長したなあと思ってしまった。

ヘンリーって子供の頃は王室の誰にも似てない顔だし(一見、たぶん探せば似ている人いると思うのだけど)、ダイアナの浮気の話がいっぱい出てきたりで父親疑惑が出たりしたけど、今観ると結構チャールズにそっくりなんだよね。チャールズより顔はいいけど。ウィリアムがダイアナに顔がそっくりで、下膨れなところがダイアナの弟やお父さんにそっくりなのを考えると、ウィリアムよりもヘンリーの方がチャールズに似ているのかも。他人がここまで思うんだから、身内の人達は父親疑惑なんて何言ってるの?って感じだったのかも。それなのにゴシップ誌がいろいろ書いて、きっとハリーもそういうものを目にすることはあったんじゃないかと思う。なにしろ日本と比較すると自由な王室の国だ。ヘンリーはいろいろハイティーンの頃から問題を起こしているけど、そういうことも関係あるのかなあと思うのだが、それでもこれだけ立派に成長したんだから凄いなあと思う。

なんか生まれた時から知っているから、親戚の子供かなんかのように思っちゃうんだよね。多分イギリス人もそんな感じで見ているんだよね。日本だって愛子ちゃん(様じゃないといけないのかな?)をそんな目で見てるわけでしょ?

ウィリアムはダイアナが亡くなった時、もう大きかったし今までも優等生な感じで成長しているけど、ヘンリーはローティーンで、その後いろいろあったから、みな心配してたんじゃないかと思う。そんなわけでニュース映像のヘンリーを見ながら涙ぐんでしまった。あとは、落ち着いてもらうことだけかな。つい最近も兵役でイラクだかどこだか狙われやすいところを希望していたけど、危ないことは止めてもらわなきゃ。

って、ダイアナの子供出なきゃ、ほんとこんなに興味は湧かないんだけどね。しかし、ダイアナほんとうにかわいそうだよ。立派に成長した子供達を見ることができないんだから。たぶん今後もダイアナを思うときは同じことを考えちゃうと思う。
posted by anne at 10:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 1961年生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月01日

教科書に採用して欲しい大塚ひかりの本

今図書館で何冊か借りている本の中に大塚ひかりの本がある。すでに何冊か持っているのだが、図書館に読んでない本があったので、借りてきた。

借りてきたのは「美男の立身、ブ男の逆襲」「いつから私は対象外の女」「歯医者が怖い」。
今まで読んだのは「源氏物語の身体測定」「カラダで感じる源氏物語」「源氏の男はみんなサイテー」「ブス論で読む源氏物語」「感情を出せない源氏の人々」「太古、ブスは女神だった」「面白いほどよくわかる源氏物語」「愛とまぐはひの古事記」だ。途中で読み終わってないものもあるが、この人の本は面白い。これらの題名をみると分かる通り、主に古典を題材にいろんなことを論じている。大塚ひかりの本を読んでいると、あの「源氏物語」が違う本に思えてくる。なにしろ大塚ひかりは、光源氏をロリコンの変態と言ってしまうのだ。いや光源氏だけではない柏木も薫もボロクソに言われている。しかも日本武尊は女装好きのホモっぽい人で、残虐な奴となってしまう。しかし、読むとなるほどな、と思うから面白い。そうなると麗人どころか変態オンパレードの源氏物語だし、英雄物語ではなく、ゲイの古事記とかになってしまう。

その視点は現代人ならではのもの。そのいじり方は、同人誌等で突っ込まれるヒーロー・ヒロインに通じるものがあると思う(同人誌あまり読んだことはないが)その感覚がやはり現代人のしかも同世代人ならではかな?と思う。(本の著者紹介にしっかり1961年生まれと書かれている。)だって古典をそんな堂々とこんな風にいじるなんて、漫画やなんかの原作用以外は今まではありえなかったのではないかと思う。いや、全くなかったとは言わない。小説やなんかでいじられることはあったと思うが、それは本を読まなけりゃ分からなかった。しかし、大塚ひかりの本は、もう題名を見た瞬間に、えっなに?となる。しかもいま‘いじる’と書いたが実際は現代風に解釈して見せているわけで、そこが面白い。

そんなわけで「源氏物語」を読んだことのない私も古典が読めれば、という気にさせてくれる。古文と漢文と物理は私が授業を受けたいと楽しみにしていた科目なんだけど、実際に授業が始まったらいずれもわからなくてすぐあきらめた科目でもある。まあ物理はしょうがないにしても、国語だけは全然勉強しなくてもいい点がとれた私は(文法は除く)、古文と漢文は特に期待していたんだよね。私は今でも最初の先生がよくなかったんだよなあと思っている。だってやる気十分にあった生徒が、やる気をなくす授業なんてね。今思うと、当時両方の先生はただ授業をこなしているタイプの教え方だった。しかしそんなタイプの先生って平均的な日本の先生なんだよね、きっと。だからまあ結局のところ、それについていけなかった私の頭が悪いんだろうけど。

でも、そんな頭悪い生徒がいても、大塚ひかりの本を副教材に使えば、生徒の掴みはOKなんじゃなかろうか?あの当時この本があれば良かったのにと思うけど、何しろ大塚ひかりは同世代だから、それは無理だった。でも同世代だからこそ、より同世代の時代感で書かれているこの本は私にとって面白いのかもしれないなあと思うし、同世代でこういう本を書いている人がいるんだなあとうれしくもなるし、例によって焦りもする。

まあそんなわけで、教科書の副読本にはぜひ大塚ひかりを採用して欲しい。まあ古典は以外とあけすけな内容が多いし、大塚ひかりの本ではそれを取り上げていることも多いので使用箇所は限られるだろうけどね。それとぜひ、大塚ひかり訳源氏物語が読みたい、といつも思っているんである。私は「あさきゆめみし」と大塚ひかりの本でしか源氏物語を知らないのだ。いつか読みたいとは前から思っているので、せっかくだからこれだけ源氏物語について論じているんだから、大塚ひかり版が読みたい。いやもう準備しているのかも?なんて思っているのだが。同世代だから、時間はまだたくさんあるだろうし、もしまだならいかかでしょう?大塚ひかりさん。

posted by anne at 02:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 1961年生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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