2008年07月06日

「バーディ」の時から好きですニコラス・ケイジ



ニコラス・ケイジの新作ニュースがあったが、ロマン・ポランスキーの映画ということは、久しぶりにアクション映画じゃないってことかな?何しろ最近のニコラスの映画と言えば、アクションばかりが目について、あまり見たい映画がなかった。いや別にアクション映画嫌いなわけじゃないんだけどね。見たら面白そうとは思っていたんだけど・・・。

なんだか「この映画が凄い!」のニコラスは、ゴシップでお笑い担当だし、ニコラス・ケイジと言えば最近じゃどこでも色物扱いな感じ。だけど、最初の頃はかっこいい俳優で売っていたし、1996年にはオスカーだって取ってるんだよ。考えてみたら今現在この世代でアカデミー賞男優賞取ってるのって、ニコラス・ケイジとラッセル・クロウとロバート・ダウニーJr.だけじゃないの?しかもニコラスとラッセル二人とも64年生まれじゃん。そんな俳優なのに、なぜにニコラスってこんな色物になっちゃったのかなあ?

やっぱり髪型のせい?それとも奇行のせい?つい最近私の大好きだった「ペギー・スーの結婚」で共演したキャスリン・ターナーに暴露本書かれてなぜかアメリカじゃなくイギリスで訴えていたけど、昔から奇行は言われていたので、今さら何?って感じだったんだけど。

私が惚れちゃったのは、「バーディ」が大好きだったから。一時期この映画何回も見た。ビデオなんて持ってなかった時期だから名画座で何回も見たってこと。この映画ではニコラスよりはバーディ役のマッシュウ・モディーンが良かったんだけど、その親友役のニコラスにももちろん注目。そして「ペギー・スーの結婚」と「月の輝く夜に」で私のニコラス好きは決定的になる。「赤ちゃん泥棒」だってまだコーエン兄弟の名前は有名じゃなかったからニコラス目当てで見に行ったし、「バンパイア・キッス」はニコラス目当てでビデオをレンタルした。「アパッチ」はちょうどNYに向かう飛行機で何本か上映していたうちの一つで、迷わずそれを見た。ニコラスって多作なんで見てない映画は多いけど、機会があれば見ようとしていたのだよ、以前は。

あなたに降る夢」はせっかく京都映画祭に行ったのに、ブリジット・フォンダしか来なかったけど、「ロック」なんてアルカトラス島に見立てた八景島でのプレミア試写会に応募して、生ニコラス&パトリシア・アークエットを目にして感激したものだ。(ショーン・コネリーも来てればもっと良かったんだけど)司会のクリス・ペプラーや藤岡弘等の日本人俳優多数を生で見るおまけもあった。(藤岡弘の人気にびっくり。流石初代仮面ライダー)プレミア試写会けっこう行っているが、私の中で一番満足できているのはこの試写会。ただ、海辺で寒すぎて(夏だったけど冷夏で)一緒の友人共々体調悪くなった。そういう人続出だったらしい。主催者側は寒さよけにレインコートまで用意していたんだけど。

でも同時期の「リービング・ラスベガス」でアカデミー賞とった辺りから、変な映画出演がおおっぴらになってない?いや、今までだって変なの多かったんだけど。例えば「バンパイア・キッス」とか、凄い変な役の上、役のためにゴキブリを食べたという気持ち悪いエピソードあるし。「ワイルド・アット・ハート」だってあるし(でもこれは監督が元々変で有名なので、ニコラスが・・・とは気づかなかった人多いかもだが)。だって、「コン・エアー」なんてあの髪型見ただけで吹き出しちゃったし、映画の内容もラスト実は笑っちゃったんだよね。「フェイス・オフ」だって、そう。凄く面白かったし、二役は流石ニコラス、の配役だったんだけど(ジョン・トラボルタがニコラスの役立ったら、あんなにうまく出来なかったはず。ジョン・ウーもトラボルタが演技派じゃないことを把握しているってことだ。)、滑稽な設定だった。

これは元々ニコラスがアメリカンコミック好きだからなのか、最近の映画は、滑稽な設定の映画、アメリカンコミック原作物等、アクションメインが多い気がする。といか目につく。アクションもアメコミも嫌いじゃないんだけどね。まあ「アダプテーション」とか「マッチスティックメン」とかの傑作もあるし、見てないんだけど「ワールド・トレード・センター」なんてのもあるんだけど、「ナショナル・トレジャー」とか、「ゴーストライダー」や「ネクスト」とか、アクションばかりに見えちゃう。「ナショナル・トレジャー」は見逃しちゃって悔しいけど歴史探索系アクションなので私好みではあるんだけどね。

なぜか最近演技派俳優が、この年代になってアクション物に出ているというのが多い。ロバート・ダウニーJr.なんて今までアクションもの全然なかったのに「アイアンマン」なんて今までの役選びからは考えられない役だし、エドワード・ノートンの「インクレディブル・ハルク」だって、え?エドワード・ノートンがハルク?ってな感じだ。だが、この二人の場合、今までなかった分意外性もあるし、映画そのものの価値も上がっているようでヒットしている。が、ニコラスの場合、もともとアクションも多数こなして来ているだけに、作品が重なりすぎな気がするのだ。が、この年代で多いのは、動きが悪くなる前に、こういうのも出来たんだと記録を残したくなるのかなあ。まあ50や60過ぎてアクションも、どう見ても無理があるからね。インディの最新作、楽しめたけどスタント別人のところなんてすぐわかっちゃったし。ついこの間のランボーなんて写真見ただけでお笑いにしか見えないし、身体を無理矢理作り過ぎで、痛々しかった。

最初に戻るけど、ポランスキーだからアクションじゃない、とも言えないわけだけど(原作もどういう本だかわからないし)、ポランスキーの映画ならニコラスの演技が面白い物になるのじゃないのかなあ?とは期待できる。しかも共演がティルダ・スウィントンやピアース・ブロスナンと私の好きな俳優ばかりなので、よけい期待感。きっと変なニコラスは封印だと思う。

posted by anne at 12:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 1964年生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月22日

基本はいい人ばっかりだった「大草原の小さな家」

金曜はほんとに忙しくて、次から次に緊急の問題勃発で、その対応と忙しさで気持ち悪くなるほどの状態で仕事してた上に、落ち込むような怒りを覚えるようなことがあって、否定的な気分と怒りの気分が交互に来て鬱状態。その時に急に思い出したのが、「大草原の小さな家」のドラマ。このドラマで意地悪ネリーと主役のローラは、意地悪や意地悪の仕返しを正々堂々とやってた。しかもローラは、意地悪ネリーが誘発したような行動も、正直じゃなかったりすれば、ちゃんと謝りにいったりしたのだ。 それを思い出しながら、怒りモードや落ち込みモードの自分をなんとか静めていた。

それで思わずメリッサ・ギルバートどうしているのかなあ?と検索してみたら今もテレビ業界で活躍しているみたいだ。そうえいば何年か前には俳優協会の会長みたいのやってた。しかも検索したらたくさんヒットして、「大草原の小さな家」の人気を再認識。なにしろ小学校の低学年から大人になってまで再放送を見ていたドラマだ。再放送があれだけあったのは人気があった証拠。職場の同じ歳の人がやはり再放送をみな録画していると以前言っていて、私も再放送は録画していたので考えることは同じかなあと。

中学生の頃、それまで平日の8時からだった放映時間が、確か土曜日の6時からに変ってしまって、NHKに抗議の手紙を出したことがある。部活動をやっているから6時からの時間では見ることが出来ないから、何曜日でもいいから8時にもどしてほしいと。そうしたら、NHKから小さい子が見るのに8時からでは遅いからと時間変更のお願いが来たので、8時には戻せないという返事だった。それでじゃあ、せめて7時台にして欲しいとまた手紙を出したと思うが、出来ないという返事。まだビデオなんて普及していない時代、泣いて悔しがったのを覚えている。(熱かったなあ〜)考えてみたら今でも許せないなあ。だって、ず〜とファンだった子達が見ることが出来ない時間帯にするってひどくない?部活動ってだいたい6時ぐらいまでやっていたから、日本中の「大草原の小さな家」ファンの中学生は見れなくなったはず。たぶん高校生や大人のファンも。

主人公のローラ役のメリッサ・ギルバートは同じ歳。小学生の高学年からロードショーやスクリーンを読んでいたけど、大好きだったテイタム・オニールは一つ上だったし、1つの歳の差が大きかった当時、初めての同じ歳のスター、しかもテイタム・オニールよりも先にテレビドラマで知っていたので、凄く親近感が湧いていたメリッサなんだよね。なにしろパイロット版の放映時から見ていたので、ドラマ化されて楽しみにしていた。しかも同じぐらいの時期に学校の図書室で「大きな森の小さな家」を読んでいて、ドラマが始まったとき、あの本だ!って気づいて、それまで続きを読む気がなかったのに「大草原の小さな家」から「農場の少年」まで全部読んだんだよね。

赤毛のアンシリーズが好きで、のちに原作者のモンゴメリの本も全部読むようになったんだけど、多少のずれがあるにしても同じような時代背景なので、カナダとアメリカ中部の農家の風景は、この両方の本で勉強したと言っても過言ではない。とくに大草原の小さな家シリーズは、楓シロップの作り方他料理法や色々な作業が詳しく書かれていて、大きくなってメープルシロップを知ったときに、メープルシロップと蜂蜜は何が違うのと思っていたのが、楓がメープルと知りすぐ理解できたり貢献してる。(とは言ってもほとんど忘れたが)

モンゴメリとローラ・インガルスとあとオルコットが凄い好きでその関連の本をやたらと読んでいた子供時代、そのドラマで主役をやっているメリッサは相当羨ましかった。中学生の頃、私の理想の家族を有名人で作っていたんだけど、お父さんはこの「大草原の小さなな家」の父さん役マイケル・ランドンで、お母さんも同じく母さん役カレン・グラッスルだった。おじいちゃんはジョン・ウェインまで覚えているけど、確か全員白人。それも考えてみれば変な子供だったなあ。だから、ドラマとはいえその父さんと母さんの娘役というのも羨ましかったんだよね。

話は最初に戻るけど、「大草原の小さな家」の中じゃ、基本的に嫌な人は出てこなかった。たまに出て来ても、それは町の部外者。意地悪ネリーや嫌なオルソン夫人も根は悪い人じゃない、という設定。あまりにもひどいことをするとしっぺ返しがある、というので公平感があったんだよね。

考えてみたら、実はモンゴメリの本もローラ・インガルスの本も偏見がたくさんある。時代背景だからしょうがないといえばしょうがないのかもしれないけど、時代が一番古いオルコットが確か一番偏見が少ないのかもしれないと思う。(最近読んでないからはっきりしないけど)それはやっぱりオルコットのお父さんの教育の賜物なんだろうね。

なにしろモンゴメリの本は最初に「赤毛のアン」を完全に読んだ時から(最初は子供用の本でアンが引き取られることが決まって終わるやつだったので)なんでイタリア人が悪い人なんだろう?とか思ったぐらいで、それはモンゴメリの本に一貫してある偏見の一つで、偏見は他にもたくさんある。それはアメリカ中西部の田舎の話の「大草原の小さな家」も同様で、インディアンをやたらと嫌う母さんの話がある。まあ、当時はそれが当たり前だったのでそのまんま書いてあるわけで、現在書かれた物だとそのような時代に偏見に疑問を感じたりする人がいて、それも不自然かなとも思っちゃったりするんだけどね。

だから実際に当時そういう偏見をおかしいと感じた人たちって凄いなあと思う。って、また話が飛び過ぎ、なにが言いたいのか?って?多分、そういう偏見の多い時代に、偏見はおかしいと言えたような強い人たちに憧れてるんでしょう、私。なにしろ金曜日は落ち込んでたので・・・。


posted by anne at 14:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 1964年生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月15日

いまもきれいなモニカ・ベルッチ



先日のカンヌの写真を見ていたらモニカ・ベルッチの写真が出て来た。いや〜きれいです。オヤジじゃなくてもモニカの美しさには惚れ惚れする。今回のカンヌでも記者会見がかち合った映画で、映画の評判に関係なくモニカの映画が盛況になったのはモニカがいたからという記事をmixiニュースかなにかで読んだけど、それも納得。なんでこんなきれいなんだろう?そりゃ多少皺とかが目につくようにはなったけど、他の同じ歳の白人女優と比べると、驚くほど印象が変わっていない。それってもしかして、ガリガリに痩せたりしないから?

実は私モニカは1997年に横浜フランス映画祭に来た際、生で見ているのだが、あんなきれいな人は初めて見たほどのきれいさで、感動物だった。「ドーベルマン」の上映のために来たのだけど、カンヌの直後に「ドーベルマン」メンバーで大勢で来日して、確か一日で次の場所へ移っていった強行軍だったのだけど、映画の成功のせいかみな元気いっぱいで楽しそうだったのが凄く印象的だった。

映画上映後のティーチインではみな舞台に座り込んじゃって寛いでいたのだけど、熱愛中だったヴァンサン・カッセルとモニカ・ベルッチの雰囲気は独特な物があった。

フランス映画祭に来るスターには実は以外と美女が少ないので(可愛い子とかはいるのだけど)、モニカの登場が凄く華やかだったのは確か。しかも当時のモニカはまだ知名度は高くなかったのだけど、元モデルのせいなのか無名の人の雰囲気はなかったし、普段着でノーメイクが多いフランス女優の仲で、イタリア人の感覚の違いかどうかファッションから髪型メイクまで決まっていたモニカはスターオーラーが出まくりだった。

私はヴァンサン・カッセルが好きなので、ヴァンサンと一緒に写真も撮ったのだけど、そのヴァンサンがべた惚れの雰囲気なのも納得だったのだよね、この時。二人の出会いの映画『アパートメント』を見た時も、配役がピタリハマっていたしね、モニカになら惚れる、もし女友達だったら敵わない、が納得。

その二人も結構危機があったりして、別れたなんてニュースも合ったのだけど、それを乗り越え2004年には女の子を出産。おめでとう〜ぴかぴか(新しい)なんて思っていたら、なんとそのモニカが1964年生まれということが判明してびっくり。欧米の女性って年齢不詳が多いので、ず〜とモニカの年齢知りたかったのに知らなかった。ただヴァンサンが1966年生まれで年下だし、「アパートメント」では随分年下のロマーヌ・ボーランジェの友人役をやっていたぐらいなので、その間ぐらいの年齢かと勝手に想像していたんで、驚いた。笑っちゃうかもしれないけど、え〜、ヴァンサンたら私と同じ歳の人と・・・なんてね。まあ、だから何?なんだけど、好きな俳優が同じ歳の人と一緒に、なんて言うと私も共演していたら、なんて訳の分からないことを考えちゃうんだよね。女優でもないくせに。

ところで、映画雑誌を読んでいると来日スターの暴露話が定期的に載るのだが、その中のモニカの評判は芳しくない。女に嫌われる女の典型なんだけど、インタビューアーやプロモーションスタッフの男性と女性では態度が全然違うんだとか。へ〜そうなの〜?なんてその記事を読んで思ったんだけど、その後「マレーナ」を見て、それがモニカのすべてじゃないんじゃないの?って思ったんだよね。モニカの映画は全部見てないんだけど、セクシー路線が多いけど、ハード路線も多い。そのハードも半端じゃない。何しろモニカほどの美人で知名度のある女優が、「マレーナ」や「アレックス」のようなハードな映画に出たなんて過去に聞いたことがない。

「マレーナ」は「ニューシネマパラダイス」の監督映画だし、前評判のモニカの美しさの話題ばかりを聞いていたので、実際に去年DVDを借りて見たときにその内容に度肝を抜かれちゃって、モニカの女優根性に感心した映画。しかもその前に、東京ファンタスティック映画祭のシークレット上映で「アレックス」を見ているのだけど、その内容の激しさに、上映中途中退場者が続出したほどの映画で、実際私も家に帰るまで気分悪くなったし、映画の最中手が震えちゃって、途中出るかどうか迷ったほどの映画なんである。特に途中退出者は以外と女性より男性が多かった映画で、その後ネットで東京ファンタに怒りの書き込み続出で確か論争も生まれちゃったのだ。いくらシークレットだからって、こんな映画上映するな、と。まあ、私はシークレットだからしょうがなかったとは思う派だったんで、そう書き込みした後の、私宛の書き込みが怖かったこと。

とはいえ私だって「アレックス」の監督名がわかった瞬間、うわっってビビったんだけどね。なにしろ映画のチラシ写真や予告編を見ただけで、生理的にだめだと思って避けて来たギャスパー・ノエの映画だったから。たぶん二度とギャスパー・ノエの映画は見ないと思うけど、しかしそれでも見てみなければ何の感想も言えないの通り、実は気持ち悪い映像・演出の中で、だからこそ浮かび上がる美しさみたいなものがあって、彼が一部でカルト的な人気があるのも理解できたんだけど、それは前半のハードさを乗り越えてラストまでいかなけりゃ味わえない感想なんだな。

で、そんな映画二本に出ているモニカが、それ以外は今も(たぶん)セクシー路線系映画が多くても、そんな単純に男と女で態度ががらっと変わるような女には思えないのだ。特に、「マレーナ」を見た後では。しかし、実際にそういう女だったら、それはそれでその神経にびっくりなんだけどね。

2006年のカンヌで司会を務めたヴァンサンと審査委員をやったモニカ、見つめ合ってるよ〜ん。↓二人には末永く幸せでいて欲しい。あとヴァンサンにはフランス映画でいい役やって、日本での公開を期待(英語圏の映画に出るとどうしても嫌な役に偏るので、それでもオーシャンズの貴族怪盗は超かっこよかったけどね)





posted by anne at 02:07| Comment(2) | TrackBack(0) | 1964年生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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