キューピー頭で意外と頭でっかち、ジュード・ロウはみなが言うほどかっこいいとは思わないのだけど、実は映画の中のジュード・ロウには毎回惚れ直してる。この『マイブルーベリーナイト』もそう。ず〜とボサボサ頭で無精髭で、だれたティシャツ姿だったのに、それでもかっこ良かった。なぜに?
それにこの絵、この構図がすっかり気に入ってそこら中に貼っている。ウォン・カーウェイって流石うまいよね、見せ方が。色使いもとってもきれいだし。しかもこの絵、映画の中でのシーンでも凄く良くて、私のお気に入りのシーンの一つになってしまった。このシーンて新しい映画シーンの歴史になったと思うのだけど、そういう映画でそういうシーンをできたって、やはりジュードは恵まれているのかも。
だっていろんなジャンルの映画に出ているし、おしゃれブランドの広告にも登場。ゴシップも賑わせて映画スターとしては王道だよね。しかも子供が何人もいる。まあ、自業自得でラブライフはいまいちらしいが、一般人で平凡どころか何もエピソードのない毎日を送っている私からすると、なにを贅沢な!って感じ。まあ、ヒース・レジャーの急死で考えるところがあったのか、別れた妻サディ・フロストが子供が暮らす家に転がり込んで、サディの新しい相手と一緒の時は子守りをし、サディがあくいている時はいろいろ相談をしているというから、別れた時のごたごたを考えれば、今じゃ落ち着いていいんじゃないの?って
ジュードは1972年生まれだから12歳も年下。別れた奥さんのサディ・フロストが1968年生まれだから、奥さんだったら同世代と言えたかもだけど、完全に世代が違うのに、結構皺があって老けてたりする。そして私生活で奥さんと別れた後のシエナ・ミラーや乳母とのゴシップなどで凄い男を下げているのだが、それでもやはり映画を見ると、あら?

『ハッカビーズ』や『アルフィー』じゃ、ほんとに嫌な奴をやっていて、またそれが似合っていたんだけど、その嫌な奴をやっているジュードがいい〜とも思ったし。『クローサー』なんて映画そのものが凄く気に入ってしまっている。そう、この他にもたくさんジュードの演技を見ている私は、なんやかやいいながらもジュードのこと好きなんだよね。そうもちろん演技も。だから、映画の中ではかっこいいと思うのかも。それにきれいな目の俳優ってたくさんいるし、その中ではそうきれいな方でもないと思うんだけど、目の表情がいいと思う、ジュードは。あとビートルズ好きとしては、『ヘイ ジュード』からとられたというその名前もいい。
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